ミネラル、そしてマグネシウムは結構大事!
■マグネシウムってどんな働きをしてる!?
ミネラル類のひとつでもあるマグネシウムは、
細胞の活性にかかわる最も重要な栄養素のひとつです。
マグネシウム不足は細胞の活性の低下を引き起こし、
疲労にもつながるんですって。
スポーツ選手がマグネシウムの摂取にかなり気を遣ってるというのも頷けますね。
日本人がかつて玄米や豆類を多くとっていたころには、
マグネシウムも十分取れていました。
しかし今は昔と違って精製した白米が主食になっていますよね。
白米はマグネシウムがほとんど失われてしまってるんです。
白米好きな人はマグネシウム不足を気にする必要があるかも知れません。
それでもってマグネシウム不足はビタミンB1の活性にも影響が出てきます。
江戸わずらいと言われている脚気は、
ビタミンB1欠乏によるものです。
脚気と聞くと昔の病気と思いがちですが、
現代でも脚気にかかるリスクは結構あるそうですよ。
マグネシウム欠乏の影響は大きいですね。
マグネシウム不足になる要因は他にも挙げられています。
というのも現代の農業事情により野菜などの農産物自体に、
マグネシウム不足が生じてしまっているんです。
連作や化学肥料により土がやせ細ってしまったことが原因に挙げられます。
そのうえストレス社会の現代に生きているぼくたちのカラダのなかでは、
抗ストレスホルモンをつくりだすのに大量なマグネシウムを消費するんですって。
マグネシウムが十分に摂取できていない状態で、
大量消費されるなんていう状況はかなり気を付けいないといけませんね!
■カルシウムとも関連性があるマグネシウム
カルシウムとマグネシウムには相互補完性があります。
カルシウム⇒筋肉や血管を緊張・収縮させる
マグネシウム⇒筋肉や血管を弛緩・拡張させる
マグネシウム不足の状態でカルシウムだけが過剰摂取されたりしてしまうと、
命取りな状況に陥ることも考えられるので要注意です。
心臓発作や突然死を引き起こす可能性が大きくなるということを覚えておいてください。
■マグネシウ含む食品
あおさ
大豆
きな粉
ほしひじき
アーモンド
ごま
するめ
干しエビ
玄米
どうやら乾物系の食品に多く含まれているみたいですね~。
日常的に食べるとしたら、
間食にアーモンドを食べるというのも良いかもしれませんね。
アーモンドは血糖値を上げないので間食にはもってこいです。
栄養を考えたときにミネラルというとなかなか意識が回りませんが、
かなり重要なんですね!
そのなかでもマグネシウムは特に注意しないといけないミネラル分なので、
日常生活の中で意識していきましょう。